Q9.大河ドラマ「八重の桜」に対して、先生はどのような印象を持っておられますか?
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私は、一同志社人として、大河ドラマ「八重の桜」に対しては、いささか物足りないものを感じました。八重に関していえば、会津藩士の子女、山本八重の出自を通じ、強い意志と実行力をもって、当時の女性には考えられないような砲術や実戦、女紅場(女学校)、野戦看護婦等の革新的な事柄に従事する個性的な女性の特殊像は見えても、崇高な教育理念を掲げ、艱難辛苦の末、同志社を設立された新島襄の妻として、教育者の妻として、個性的な行動姿勢の中にも一般的な示唆を与えてくれるような、新島八重を見ることが出来なかつたようにおもっています。 |
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