音楽やスポーツ等これといった趣味・娯楽の無い私にとって、唯一没頭できるものは,ながく慣れ親しんだ学問の分野で考え事を楽しむ事です。そして、若い頃、登山で味わった静かな自然に親しむ事です。83歳の今、読書、研究に疲れると、妻と二人で奈良の三笠や春日の奥山をドライブして頭を冷やしています。
またいつの日にか、日本商品学会が国際商品学会へ復帰して、商品学を普通の学問水準に導いてもらえる日が必ず到来することを念願して、私も、残された時間をできるだけ多く商品学理論の研究に使いたいと考えています。将来の商品象・商品価値が予測できるような科学性のある商品学理論が出現し、その理論が革新的な商品開発や新規な資源用途開拓に応用できるような実践性が高まることを興味をもって期待し、見守っています。
私は、“生涯現役”の強がりを申していますが、若い現役の学会水準には遠く及びませんので、平成21年6月の、『日本商品学会第60回全国大会 講演』で「商品・価値に統合される、商品・使用価値と商品・通貨価値(交換価値)」の研究発表をして以来、学会報告はしておりません。
今後は、このサイトで、私の商品学に関わるいろいろな事象についての考えを書き込みたいと思いますので、皆様の反論やご意見をお聞かせください。 |