挨拶:初めての投稿に際して
この度は、「この道会」にホームページを開設していただき、有難うございました。お骨折りを頂いた村山司氏をはじめ関係幹事の皆様に、心よりお礼を申し上げます。
私は、1960年に、沖中忠一先生の後を引き継いで、同志社大学商学部の商品学講座を43年間預かって参りました。この間、講義、ゼミナール、品質論、製品化論の授業を維持し、教え子は、膨大な数にのぼります。1962年度のゼミ第1期生から、1999年度生までのゼミナール同窓生は1000名超になります。初期のゼミ同窓諸氏は、いまはすでに、社会活動の第一線を退き、悠々自適の中にも、生涯の自己研修に余念のないことと思います。現役の諸氏に於かれましては、日々、自己の役割と重責を背負いながら、活動現場で諸種の経験に学び、また、自己開発と生涯学習に多大の投資をされていることと存じます。
このホームページ開設の趣旨の一つが、「この道会」会員相互の親睦増進と相互学習、生涯研修にあると聞き、私も83歳の高齢に鞭打ちながら、ページの充実に寄与していきたいと思います。不正確で物足りなく感じられるでしょうが、老躯に免じて、宜しくお願い致します。
最後に、教え子の皆様とこのような形で再会でき、しかも、自由に、自治の精神で、昔に返った気持ちで、自己の生涯学習・相互研修ができることは、私の至上の喜びであり、このような機会を与えて頂いた「この道会」の皆様に、衷心より感謝申し上げます。
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